レーダ
電波センシング(いわゆるレーダ)とは電波を送受信し目標の位置や速度(パラメータ)を計測するセンサです。レーダは「変調技術(波形設計)」「不要波(クラッタ)抑圧」「目標パラメータ推定信号処理」「目標認識技術」などから構成され,当研究室ではそれらの基盤技術研究を推進しています。安全運転支援や自動運転を実現する車載レーダや滑走路等の異物検知,スペースデブリ観測,自然科学観測等への各種応用を想定して研究を進めています。

利用可能なリソースを最大限に活用するレーダ変調方式・信号処理の研究
車載レーダや空港路面等の異物検知センサ、自然科学観測等へ応用可能なレーダ・センシング技術
の基盤研究を進めています。レーダにおける探知距離、距離分解能といった基本性能の向上を目指
し、種々の制約条件のもと利用可能なリソース(電波の周波数帯域、ハードウェアの規模、計測対象
や環境に関する事前知識等)を最大限に有効活用するレーダ変調方式、信号処理を開発します。
